AI活用・研修
研修資料の感想文、ChatGPTでここまで楽になる|看護師のAI活用例
(2026年6月15日更新)
研修資料を読んだあとの感想文は、内容を理解していても文章にするのがしんどいことがあります。ChatGPTを下書きと要約に使うと、時短しながら理解も深めやすくなります。
研修のあとに、
「この資料を読んだ感想を書いてください」
と言われること、ありますよね。
内容は大事。でも、勤務中や夜勤明けだと頭が回らない。資料は読めるけど、文章にまとめるのがしんどい。
そんな時に使えるのが、ChatGPTです。
今回は、研修資料の写真をChatGPTに読み込ませて、感想文を作り、そのあと理解を深める使い方を紹介します。
猫ナース
AIに丸投げするというより、まずは文章のたたき台を作ってもらう感覚です。最後に自分の言葉へ直すところが大事です。
まず資料の写真を撮る
最初に、研修資料をスマホで撮影します。
このとき大事なのは、文字が読めるように撮ることです。斜めすぎたり、影が入ったり、文字が小さすぎたりすると、AIがうまく読み取れません。
- 1ページずつ撮る
- 明るい場所で撮る
- 文字が切れないようにする
- 個人情報が写っていないか確認する
患者名、利用者名、施設名、記録用紙などが写っている場合は、そのままアップロードしない方が安全です。
患者さんや利用者さんが特定される情報、勤務先名、施設名、記録用紙、職員名などは、ChatGPTに入れないようにしてください。研修資料でも、写り込みがないか確認してから使います。
ChatGPTにアップロードして感想文を書いてもらう
写真を撮ったら、ChatGPTにアップロードします。そして、こう入力します。
この資料を読んだ感想を書いてください。手短に。
すると、ChatGPTが資料の内容を読み取り、感想文の形にしてくれます。
たとえば今回のような「特定施設と住宅型有料老人ホームの制度理解」という資料なら、以下のようなポイントをもとに文章を作ってくれます。
- 特定施設は、施設内で包括的に支援する仕組み
- 住宅型有料老人ホームは、外部サービスを組み合わせる仕組み
- 看護師、介護士、ケアマネの役割を分けて理解することが大事
- 介護保険と医療保険の使い分けに注意が必要
長すぎたら、短くしてもらう
AIの出力は、最初は長くなりがちです。
その場合は、そのまま追加でこう入力します。
もっと手短に。3分の1くらい。
すると、短く整えてくれます。実際には、こんな感じになります。
特定施設と住宅型有料老人ホームでは、サービス提供の仕組みや保険の使い方が大きく違うと分かりました。
特に、施設看護と訪問看護の役割を混同しないことが重要だと感じました。制度を理解して業務することが、適切なケアと日々の記録や対応の見直しにつながると思いました。
このくらいなら、研修後の感想文としてもかなり使いやすいです。
そのまま出す前に、自分の言葉に直す
ここは大事です。
ChatGPTが作った文章は、あくまで下書きです。そのまま提出するよりも、最後に少しだけ自分の言葉に直した方が自然です。
たとえば、
「監査リスクの予防につながると思いました」
が少しかたいと感じたら、
「日々の記録や対応にも注意が必要だと感じました」
に変えてもいいです。
AIに全部任せるというより、文章のたたき台を作ってもらう感覚がちょうどいいです。
猫ナース
提出する文章は、自分が本当に理解した内容とズレていないかを見直します。AIの文章が正しいとは限らないので、最後の確認は自分です。
提出後は、要約と解説で理解を深める
さらに便利なのは、感想文を作って終わりにしないことです。
提出用の文章を整えたあとに、もう一度ChatGPTへこう聞きます。
この写真を要約して、大事なところを教えてください。
分かりやすく解説してください。
すると、資料のポイントを整理してくれます。
今回の資料であれば、以下のように重要ポイントを抜き出してくれます。
- 特定施設は包括報酬
- 住宅型有料老人ホームは外部サービス利用型
- 施設看護と訪問看護は役割が違う
- 介護保険と医療保険の使い分けが重要
- 訪問看護では、施設看護との混同に注意が必要
つまり、ChatGPTは感想文作成だけではなく、研修内容の復習にも使えます。
AIを使うと、資料を読むハードルが下がる
研修資料って、最初から全部しっかり読もうとすると疲れます。
でも先にAIで要約してもらうと、「この資料は何が大事なのか」が見えやすくなります。そのあとに実際の資料へ目を通すと、理解しやすくなります。
いきなり全文を読むよりも、次の流れの方が頭に入りやすいです。
- 写真を撮る
- AIに感想文を作ってもらう
- 短く整える
- 要約してもらう
- 大事なポイントを見てから資料を読む
まとめ
研修の感想文は、ChatGPTを使うとかなり楽になります。
特に看護師は、勤務中も勤務後もやることが多く、文章作成に時間をかける余裕がないこともあります。
そんな時は、AIに下書きを作ってもらい、自分で確認して整える。さらに、要約や解説を出してもらえば、ただ感想文を出すだけでなく、研修内容の理解にもつながります。
AIはサボるための道具というより、理解と文章化を助ける道具として使うと、かなり実用的です。